船井電機は,2008年度上期(4月~9月)の業績予想を上方修正した。売上高は前回予想から6億円引き上げて1446億円(前年同期比7.5%減),営業利益は10億円上乗せして43億円(同107.8%増)とした。

 DVD機器,Blu-ray Discプレーヤ,セットトップ・ボックス(STB)の売り上げが計画を上回ったという。特に,2009年2月に地上アナログ放送の停波を控えた米国市場で,デジタル信号をアナログ信号に変換して地上デジタル放送を既存のアナログ・テレビで視聴できるようにするSTBの需要が好調だったとする。

 通期(2008年4月~2009年3月)の業績予想は修正していない。米国の年末商戦の販売状況を見極めて,必要であれば修正するとした。